美鳥英二の危機

中年のいろいろ

男性更年期外来に行ってきた(前編)

男性にも更年期があるそうで、テストステロン(男性ホルモン)の分泌が衰えることにより、鬱っぽくなったり、自律神経失調みたいな症状が出るらしいです。私のなんだかモヤっとした感じはもしや、と思って、男性更年期外来のある某メンズクリニックに行ってきました。

クリニックにいくと、受付にずらり並んだ美人のお姉様方。10人近くいらっしゃる。それを見るだけで症状が改善した気がしましたが、一応受付をしました。

まずは問診。現在の症状を結構長い問診票に記入します。朝立ちはあるか、挿入不能になったことはあるか、中折れしないか、どのぐらいの硬さになるか(なぜか硬さはフルーツで説明。みかん<グレープフルーツ<リンゴみたいな)とか、やたらと下半身の暴れん棒に関する質問が多かったです。

私は、暴れん棒の不具合は皆無どころか、むしろコイツがもう少し大人しくなってくれたらシモの悩みも減るのに、と思ってるぐらいなので、若干のコレジャナイ感がありましたが、とにかく問診票に全部記入して検査に。

まず身長、体重測定からスタート。テストステロン値は薬指の長さと相関があるらしく、指長の比をとることで本来あるべきテストステロン値がわかるみたいで、その検査。といっても、フツーのスキャナで手形を取られるだけですが。あと、血中のホルモン値その他を測るための採血と、血圧、骨密度、握力、体脂肪率測定などありました。暴れん棒の検査はなかったよ。鈴とかつけられて、色々見せられてもチリんともいわず罵倒されるとか。

可愛い看護士さんがグローバルダイニング系レストランの店員ばりのフレンドリーさで色々話しかけてくれます。しかもナースと個室にふたりきり。暴れん棒に不具合のある中年と思われてんだろなー、と思うと忸怩たるものがあり、ビンビンなんです!ビンビンなんです!てアピールしました(大事なことなので2回)。心の中で。

看護士さんは、ひとつひとつの検査項目を丁寧に説明してくれます。最後に「解らない事はないですか(ニッコリ)」という胸キュン質問タイムがあったので、「根岸さん(名札から。でも仮名です。)のラインIDが知りたいです」ていったら、「ウフフ、それはダメですよ。勤務中ですから♡」て優しく叱られました。優しく叱られると白飯3杯いけちゃう中年は、思いがけず白衣の天使に望みをかなえられて(まぁ、実際はピンク衣なんだけどね。それもまたヨシ)自由診療の○万円のモトが取れたと思いました。

続く